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スミセイが支える人生100年の共創

スミセイが支える人生100年の共創スミセイが支える人生100年の共創

いま、生命保険会社は大きな転換点に立っています。
新型コロナウイルスとの戦いで様々な困難を体験し想像もしなかった日常に直面する中で、人々の意識は変わりました。
リスクに「備える」とともに「減らす」、そして経済的豊かさだけでない「Well-being」を求める時代へ――。
満ち足りた人生100年への願いを今、スミセイが支えます。

共に生きる、新たな価値の提供

住友生命保険相互会社 執行役常務(4月1日付け代表執行役社長就任)高田幸徳 住友生命保険相互会社 執行役常務(4月1日付け代表執行役社長就任)高田幸徳

これまでの生命保険は「死亡」「病気」「老い(介護・貯蓄)」といった人生のリスクに備えることがその主な役割でした。
しかし、人生100年時代となる現代では、いかに「生きる」か、しかも、健康でいきいきとした人生を送ることへの関心が非常に高まっています。
こうした価値観の変化は、我々に課せられた役割の大きな変化につながってきます。リスクをヘッジするだけでなく、身体的、精神的、社会的、経済的に満たされたWell-beingな人生の実現に寄与しなければならないのです。
そこで導入したのが、健康増進プログラムをプラスした保険、住友生命「Vitality」です。健康診断の受診や日々の運動など、加入者の健康への取り組みをポイント化して、保険料の割引や特典が受けられる仕組みの保険です(*)。
これまでついつい後回しにされてきたヘルスケアにインセンティブを付与することで健康の価値を再認識していただき、リスクそのものを減少させることを目的とした新しいスタイルの生命保険です。
ここで注目すべきは、住友生命「Vitality」に加入された方の健康状態やヘルスデータに変化が起きていることです。健康を意識するようになった方は93%にのぼり、行動まで変化した方は17%。さらには血圧が10以上下がった方は48%にも達しています(当社調べ)。生命保険に加入することで生活の質が向上するという驚きの効果が見られたのです。
また住友生命「Vitality」によって蓄積されたビッグデータは、お客さまの運動習慣や健康診断の結果から一人ひとりにパーソナライズされた健康予測の提供など、様々なサービスの開発にも役立っています。
こうしたビッグデータとお客さまとのつながりを活用して、我々はWaaS(Well-being as a Service)という価値ネットワークを構築しようと考えています。保険だけではなく、様々な事業者をつないでWell-being実現のためのサービスを提供しようという考え方です。
生命保険会社だけではできることに限界がありますが、提携企業が増えれば大きな価値が生み出せるはずです。今後も住友生命「Vitality」の持つ可能性を最大限に活かして、サステナブルな社会の実現のために貢献していきたいと思います。

「よりよく生きる」をサポート

人生100年サポート部長 千葉由紀子

私たちのチームは、人生100年時代の到来を踏まえ、お客さまサービスをどのように進化させていくかを追求するためにできたチームです。超高齢社会の課題解決に向けて、ジェロントロジーの研究など、しっかりとしたエビデンスをベースにしたアプローチを行っています。
高齢者と一言で言っても、認知能力や生活環境、金融への知見などは人によって様々です。どこかの年齢で区切って画一的なサービスを提供するのではなく、お客さまの多様性に応じて、お一人おひとりに合ったサービスを提供していけるよう努めています。
保険を通じてお客さまに生涯にわたって寄り添い、保険金を受け取られる際は、ご本人の意向に沿ってお役立ていただく。そのために、ご登録のご家族に契約内容をお伝えするサービスはもちろん、もしもの時に代わってお手続きができる、今までにないサービスもご提供しています。
これまで経験したことのない超高齢社会において、「自分らしく、よりよく生きる」をサポートし、豊かで明るい健康長寿社会の実現を目指すことは、保険会社としての私たちのミッションだと考えています。

人生100年サポート部長 千葉由紀子

健康など役立つ情報届ける

埼玉中央支社浦和営業第2支部所長 大塚久枝 埼玉中央支社浦和営業第2支部所長 大塚久枝

住友生命「Vitality」の登場でお客さまと保険、そして私たち営業職員のお付き合いというのは大きく変わったように思います。
これまでお客さまが保険の存在を意識する場面は、保険金や給付金を受け取った時などが中心で、日常的に意識する方は少なかったと思います。ところが現在では住友生命「Vitality」に加入された多くのお客さまとのつながりが日常的に生まれるようになりました。
住友生命「Vitality」では健康診断の受診や運動等の健康に対する取り組みが、保険料の割引やリワードの獲得につながります(*)。おかげで「朝のウオーキングが習慣になりました」とか「保険料の割引のステータスが上がりました」といったお客さまからのメール等が届くようになりました。また健康増進の効果も高く、実際に健康診断の数値が良くなったという声もたくさん届いています。
私たちからのコミュニケーションも変わってきており、健康増進に関する知識や情報、他のお客さまから届いた生の声など今後の人生に役立つ情報を提供することで、お客さまから必要とされる存在になれるよう日々活動しています。

がん保障、再発・治療にも対応

商品部長 竹中幸一

保険商品はお客さまから見ると違いがわかりにくいかもしれませんが、実は最新の医療の実態等に合わせて保障の内容は進化を続けています。さらに、保険商品だけではなく、住友生命「Vitality」による健康増進サービスと保険商品をセットにすることで、より一層の「安心と満足」をお届けできると考えています。
例えばがんに備えることを考えてみましょう。その治療法は日進月歩の進化を遂げ、治療を経て長く生存される方が大幅に増えています。いまやがんに罹るというリスクに備えるだけでは十分な安心や満足は提供できません。
がんに罹らないためにはどうするのか、がんを治療した後の暮らしはどうするのか、もしも再発してしまった場合はどうするのか。一度治療した後もがんと共に生きていくことに備えなければなりません。
住友生命では4月より治療後の再発や長い抗がん剤治療にも対応した新商品「がんPLUS ALIVE」を販売します。住友生命「Vitality」と組み合わせることでリスクを減らしながら長期にわたってリスクに備える新しい安心をお客さまに提供していきます。

商品部長 竹中幸一

住友生命は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

[2021年3月23日(火) 日本経済新聞朝刊本紙に掲載]

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